今回はこども用の将来のお金を投資により貯めていく方法のひとつでもある、「ジュニアNISA」の始め方について解説していきたいと思います。
そもそもジュニアNISAとは、2016年1月から始まった国(金融庁)が推奨している「未成年者少額投資非課税制度」のことで、
毎年80万円まで積立可能で最大5年間で400万円までの投資運用から得られる利益に税金がかからないという非常にありがたい制度なんです。
つみたてNISAと同様ですが、この素晴らしい制度を知らない方が多いと思います!!!
※但し投資可能期間が2023年までで終了してしまいます。
この記事を読んで良いなと思われましたら、まだ2年間の投資可能期間があります。
是非参考してもらえたらと思います。
ジュニアNISAを始めるメリット
まず始めにジュニアNISA口座を開設するうえでメリットとデメリットを理解する必要がありますので、順番にみていきましょう。
子どもの教育資金を準備することができる
ジュニアNISAで運用できる株式や投資信託などは、預貯金や学資保険よりも大きく資金を増やせる可能性があるということです。
私は最初はあまり深く考えておらず学資保険に入っていましたが、利率を考えた時に断然ジュニアNISAで運用する方が将来有利になると確信して、ジュニアNISAを始めて学資保険を解約しました。

制度終了後も18歳になるまで非課税で保有可能
冒頭でも言った通り、2023年までで投資可能期間は終了となるのですが、そこから先18歳になるまでは非課税で運用を続けることができるということが凄くメリットかなぁと思います。
その為、今からでも決して遅くないと思っていますし、私自身も3人目が2021年12月に生まれましたが、さっそく今年から始められるようジュニアNISAを開設しました。
子どもへの投資教育になる
ジュニアNISAは、お金や投資について親子で会話するとても良いきっかけになるでしょう。
生きていく為に絶対に必要なお金の勉強ツールになり、小さいうちから投資やお金の話をして自然とお金に困らない教育が家庭でできると思っています。
ジュニアNISAを始めるデメリット
私個人的にはそこまでデメリットと感じてませんが、あえて挙げるならこのようなことでしょうか。
2023年12月末でジュニアNISAの制度が終了する
制度終了後は新たに買い付けることができません。
今年を含めてあと2年にはなりますが、始めるメリットは充分にあると思います。
元本割れのリスクがある
ジュニアNISAはあくまでも投資なので、定期預金のように元本は保証されてはいません。
つまり投資したお金が減ってしまう恐れもあることは理解しておく必要があります。
ジュニアNISAの始め方[楽天証券口座]
まず始めに親権者(親)が楽天証券口座を開設していないとジュニアNISAの開設ができないので注意が必要です。
必要な準備物
- 親権者(親)の証券口座の開設(開設がまだの方のみ)
- 住民票1部(続柄とマイナンバー入り)
- 子ども用メールアドレス
(hotmail等で作成)
の3項目になります。
最近は住民票さえあれば、ネット上で申込みから口座開設までが簡単にできてしまいますよ。
楽天証券で未成年口座とジュニアNISA口座の申し込み
楽天証券の公式サイトより「ジュニアNISA口座申込み」をクリックすると下記の申込みページへ移動します。

「未成年口座」は「ジュニアNISA口座」とは異なります。「未成年口座」がないとジュニアNISA口座開設はできない為、
同時申込みをクリックします。
※仮に未成年口座が既にある方はジュニアNISA口座申込みのみでオッケーです。
「未成年口座」はいわゆる総合取引口座のことで、その中にジュニアNISA口座を作ることになります。

次に申込みフォーム入力と必要書類のアップロードです。(この時に住民票を携帯のカメラ等で撮影すればオッケーです。)
ちなみに2020年の5月時点ではネット申込み後、口座開設書類が郵送で届きそこから本人確認書類等を返送する方法でしたが、現在はネット上で携帯1つで完結させることができ、かなり簡単になっていました。
私の場合、申込みから未成年口座開設、ジュニアNISA開設完了までに要した日数は26日間でした。
おおよそ1ヶ月ぐらいは掛かってしまいます。。。
約1週間程度で登録したメールアドレスに「総合取引口座開設の書類を受領しました」というメールが届き、「総合口座の開設が完了しました」というメールが届きました。
メール受信から数日後、ログインIDと初期ログインパスワードが記載された書類が届きます。
「ログインID」 は忘れないように注意して下さいね。
初期ログインパスワードは、初回ログイン後に変更をおこないます。
「ジュニアNISA口座でお取引いただけます」というメールが届けば、楽天証券でジュニアNISAが始められます。
現在は親の楽天銀行口座からでも入金が可能となっています。
以前までは本人名義の銀行口座からしかダメでしたが、この辺も少し改善されてきていますね。
ですが、他メガバンク等を作るぐらいなら楽天銀行口座も一緒に作っておくほうが後々便利だと個人的には思います。
まとめ
今回はジュニアNISA口座開設について解説させて頂きました。
今回、3人目のジュニアNISA開設を実際にした結果、
1人目、2人目の時に比べて、更に手続きも簡単になっていましたのでサクッと済ませることができました。
少し前まではネット申込み後に口座開設書類が送られてきて、それに返送してという手間が多かったことを思えば、凄くスムーズになっています。
また、冒頭でもお伝えした通り、
この素晴らしい制度を知らない方や、なかなか始めれていない方がまだまだ多い!!!
というのが私のホントに率直な印象です。
特にジュニアNISAは制度の廃止が決まっており、投資可能期間が2023年12月までとなっております。
皆さんもこの記事をきっかけにジュニアNISAで子ども用の将来資金を検討してみてはいかがでしょうか。
正直やるまでは少しめんどくさいのですが、
やってしまえば案外簡単にできてしまうし、 18歳になるまでは非課税で運用を続けることが可能です。
なによりも長期で運用していく投資となるので、少しでも早く始めておかないともったいないのですよね。
国が推奨している割には全く表立ってないから「怪しい」と思う方が多いのだと私は思っています。
また、当初のジュニアNISAは途中でお金を引き出すこともできない等、色々問題がありましたが廃止が決まってからの制度改正で凄く扱い易いものになったことも事実です。
ジュニアNISAのしくみや制度をよく理解したうえで、まずは少しずつでもいいので資産運用を始めていくきっかけとなれば嬉しいです。
ブログのテーマでもある ~過去は変えれないけど、未来は変えることができる~
このテーマで今後も少しでも多くの人に自分の経験談から学んできたことについて情報発信をしていきたいと思っております。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
コメント